バレエレオタードは、サイズ・動きやすさ・教室の決まり・用途の4点で選ぶと失敗しにくくなります。見た目だけで決めず、肩や股の部分が体に合い、腕や脚を動かしてもずれないものを選びましょう。
バレエレオタードの選び方で確認する4つのポイント
1. 教室の決まりに合っているか
最初に、通っているバレエ教室の指定を確認します。色、袖の長さ、スカートの有無、装飾の可否などが決められている場合、好みのデザインでも使えないことがあります。
- 指定の色や形があるか
- スカートやレッグウォーマーを着用してよいか
- 発表会やコンクール用の衣装と練習着を分ける必要があるか
- 胸元や背中が大きく開いたデザインを避ける必要があるか
教室のルールが分からないときは、購入前に先生や教室へ確認するのが確実です。特に初めて購入する場合は、シンプルな形を選ぶと指定に合わせやすくなります。
2. 体に合うサイズか
レオタードは、普段の服のサイズだけでなく、メーカーが示す身長、バスト、ウエスト、ヒップ、ガースなどを確認して選びます。ガースは、肩から股を通って再び肩まで測る、体の縦方向の長さです。
サイズ表で複数の項目が異なる場合は、身長だけで決めず、レオタードの縦の長さに関係するガースも確認しましょう。子ども用では成長を見越して大きめを選びたくなりますが、大きすぎると肩ひもや股の部分がずれ、動きの妨げになることがあります。
試着できる場合は、次の動作で確認します。
- 腕を上げても肩ひもが落ちない
- 前屈や脚上げをしても胸元や背中が大きく浮かない
- 股の部分が食い込まず、余りすぎてもいない
- 首や脇が苦しくない
- しゃがんだときに生地が強く引っ張られない
着たときに少し伸びる素材でも、苦しさや食い込みがある場合はサイズを上げるほうがよいことがあります。一方、胸元や背中が大きく浮く場合は、サイズを下げるか、別の型を検討します。
3. 動きやすい素材と形か
練習用のレオタードは、体を大きく動かしやすく、汗をかいても扱いやすい素材が向いています。伸縮性のある生地は、脚上げや背中を反らす動作に対応しやすいのが特徴です。
| 確認する部分 | 選ぶときの見方 |
|---|---|
| 生地の伸び | 腕や脚を動かしたときに突っ張らないか確認する |
| 裏地 | 胸元や前身頃の透けにくさ、肌触りを確認する |
| 肩ひも | 細すぎず、動いても落ちにくいかを見る |
| 背中の形 | 肩甲骨の動きを邪魔しないか確認する |
| 股のスナップ | トイレのしやすさや、留め具が当たらないかを確認する |
デザイン性の高いレオタードでも、装飾や硬いパーツが肌に当たると練習に集中しにくくなります。普段のレッスン用なら、飾りの多さよりも、伸縮性と着心地を優先すると選びやすいでしょう。
4. 用途に合うデザインか
レオタードは、普段のレッスン、発表会、コンクール、体験レッスンなど、用途によって適したデザインが異なります。
| 用途 | 選び方 |
|---|---|
| 普段のレッスン | 動きやすく、洗濯しやすいシンプルなもの |
| 体験レッスン | 教室の指定を確認し、手持ちの運動着で参加できるかも確認する |
| 発表会 | 先生や演目の指定に合わせる |
| コンクール | 主催者や指導者の指定、演目との相性を優先する |
発表会やコンクールでは、個人の好みだけで衣装を決められないことがあります。購入前に、色や装飾、スカートの長さなどを確認してください。
子ども用レオタードは成長と着心地のバランスで選ぶ
子ども用は、成長しても長く着られるように大きめを選びすぎないことが大切です。肩ひもが落ちる、胸元が浮く、股の部分が余るといった状態では、レッスン中に直す回数が増えてしまいます。
反対に、身長や体の縦の長さに対して小さいレオタードは、肩や股に負担がかかります。サイズ表で迷ったときは、現在の体の寸法と、商品ごとの適応サイズを照らし合わせましょう。
成長が早い時期は、肩ひもの調整機能があるタイプや、伸縮性のある生地を選ぶ方法もあります。ただし、調整しても胸元や股が大きく浮く場合は、サイズが合っていない可能性があります。
大人用レオタードは体型と目的に合わせる
大人用は、身長だけでなく、胸まわり、胴の長さ、ヒップのサイズを確認します。体型に合わないものを無理に着ると、肩や股に負担がかかりやすくなります。
体のラインを適度に確認したい場合は、シンプルな形が向いています。胸元や背中の開きが気になる場合は、前身頃に裏地があるもの、背中の開きが小さいもの、袖付きのものなどから選ぶとよいでしょう。
汗をかきやすい人は、洗濯表示を確認し、レッスン後に手入れしやすい素材を選ぶことも重要です。見た目が気に入っていても、乾きにくい、色落ちしやすいなどの特徴がある場合は、使用頻度や洗濯方法に合うかを考えます。
レオタードの形は何を基準に選ぶ?
形に迷ったら、教室の決まりと動きやすさを基準にします。代表的な形には、ノースリーブ、半袖、長袖、キャミソール型などがあります。
- ノースリーブ:肩や腕を動かしやすく、練習用として選びやすい形
- 半袖:二の腕の露出を抑えながら、比較的動かしやすい形
- 長袖:寒い時期や肌の露出を抑えたい場合に向く形
- キャミソール型:肩まわりが軽く、肩ひものずれにくさを確認したい形
袖の有無だけで動きやすさが決まるわけではありません。腕を上げたときに脇が引っ張られないか、肩ひもが落ちないかを、実際の動作で確認してください。
スカート付きレオタードは必要?
スカート付きにするかどうかは、教室の決まりと本人の好みで判断します。スカートがあると腰まわりを覆えますが、長さや広がりによっては脚の動きが見えにくくなる場合があります。
バレエでは脚や骨盤の動きを先生が確認することがあるため、スカート付きが認められていても、長すぎないものや動きを邪魔しないものが選びやすいでしょう。指定がある場合は、デザインよりも指定を優先します。
オンラインで購入するときの確認方法
オンラインでは試着できないため、商品ページのサイズ表と、返品・交換の条件を購入前に確認します。普段の服のサイズだけで選ばず、メジャーで体を測って近いサイズを探してください。
- 身長、バスト、ウエスト、ヒップを測る。
- 記載があれば、肩から股までのガースも測る。
- 商品のサイズ表で、複数の寸法を照らし合わせる。
- 素材、裏地、肩ひもの調整機能、洗濯表示を確認する。
- 返品や交換が可能か、条件と期限を確認してから注文する。
サイズ表の測り方は、商品やメーカーによって異なることがあります。測定方法が指定されている場合は、その方法に従いましょう。
レオタード選びで避けたい失敗
- 普段の服と同じサイズだと思い込む
- 成長を見越して大きすぎるサイズを選ぶ
- 見た目だけで選び、腕や脚を動かしたときの状態を確認しない
- 教室の色やデザインの指定を確認しない
- 洗濯表示や返品条件を見ずにオンラインで購入する
特に、サイズが合っているかは立った状態だけでは判断しにくいものです。腕上げ、前屈、脚上げ、プリエなど、レッスンで行う動きを想定して確認すると、着用後の違和感を見つけやすくなります。
迷ったときの選び方
初めて買う場合は、教室で使えるシンプルなデザイン、体に合ったサイズ、伸縮性のある素材を優先するとよいでしょう。色や袖の形に迷った場合は、先生に確認してから購入すると無駄がありません。
最初に行うことは、教室の指定を確認し、自分の身長やバストなどを測ることです。そのうえで、サイズ表と実際の動きやすさ、洗濯や返品の条件を比べれば、自分に合うレオタードを選びやすくなります。







