TOP バレエに関してよくあるご質問 バレエを習うと、どんな良いことがありますか?
バレエを習うと、どんな良いことがありますか?
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■立ち姿など「姿勢」が良くなります
これは一番大切にしている部分でもあります。
バレエを踊るためには、まず「体幹」を意識してまっすぐ立つ事が大切になります。
とは言え、小さなお子様が体幹を意識出来るの?と思いますよね。しかし、レッスンを通して様々な動きをしていくことで
人間が本来持っている力が目覚め、自然と身に付いていきます。頭ではなく、身体で感じることが大切です。
例えば普通に歩く時、右足に重心を置いて、左足を前に出し、
次は、重心を左足に移動して右足を前に。
などと考えて歩いている方はいらっしゃらないと思います。無意識に歩いていますよね。
その状態と同じように持っていくということです。はじめは難しいかもしれませんが、
レッスンを通して、最終的には無意識に踊れるようにします。子どもの頃から習うと、邪魔する力が少ない分、
素直に踊れるようになります。大人になってから習うと、今まで使っている筋肉で補おうとするので、
それが邪魔をして時間がかかる場合があります。とはいえ、出来ないわけではありません。
大人の方がバレエを習うと、姿勢が良くなり
身長が伸びたりします。それはおそらく立ち方などが変化しているからです。子供はもちろんですが大人でも、立ち姿など「姿勢」が良くなります。
■心も育ちます
周囲への敬意や思いやりの気持ち、あいさつなどの礼節、
仲間と協力することの楽しさやコミュニケーション能力の向上などなど、
こういったこともバレエを通して学べます。学校や会社と同じように、バレエ教室にも社会があります。
バレエ教室は「バレエが上手になりたい」という
共通の目標がある仲間が集まっています。教える先生がいて、その先生を尊敬し師事することで
敬う気持ちも生まれます。お友達と一緒に切磋琢磨し、レッスンすることで
上手に出来て褒められた「達成感」
お友達は出来るのに、自分は出来ない「挫折感」、
悔しいから頑張る「努力する力」そういったことも学べます。
成長していく上で、様々な感情を味わうことは
とても大切だと思います。
バレエを通して、「心」も成長してほしいと願っています。
■音楽に合わせて踊るので、リズム感が体に宿ります。
いくら上手に踊れても、音楽に合っていないと
観ている人は不快になります。ですから、リズムにはかなりこだわり、
振り付けと音楽のとらえ方を細かく指導しています。例えばピアノでも、譜面通りに弾かれないと
きれいなメロディーを奏でられないように、
バレエでも体が音楽と一緒に動いていないと成立しません。リズム感が体に宿ると日々の生活も楽しくなりますよ。
自然に鼻歌が出てくるような、そんな感覚です。バレエを習うと、リズム感も自然と身に付けることが出来ます。